住まいの杜

フォルテ・ガーデン スカイビュー 14 プラン

スキップフロアーの家

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計画敷地を僕なりに注意深く見てみる。前方に広がる景色。段差のある宅地形状。この特徴を活かすことをこころがけて、くらしが豊かになる楽しい仕掛けを設計した。

■どこまでも広がる景色

玄関入口を含め全居室から景色が見える配置計画とした。スキップフロアの高さの違いが、見え方や感じ方を少しずつ変化させていく。ウッドデッキの1階はプライベートデッキ。2階は朝食を。屋外の風や緑に触れながら景色を楽しむ装置とした。

■段差を楽しむ

道路より敷地の高さが下がっていることに着目し、段差を積極的に楽しむスキップフロアを採用した。1.5階や2.5階と表現しているが、半階ずつずれる床はワンルーム空間でありながら、視線を上下で緩やかにさえぎり、独立性が生まれる。逆にどんどん先まで視界が続き、2階1.5階G階と縦方向に広がる楽しい空間がつくられた。

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■段差から生まれた擁壁も積極的に利用する

建物とヨウ壁の間に、道路の通行人から見えないプライベートな屋外空間をつくった。この中庭リビングと併設した土間リビングは、屋外と室内でありながら、一体利用する遊び空間になっている。一例ではあるが、バーベキューをしたり、擁壁をスクリーンに見立てて映画鑑賞するなど、くらしを楽しむことを考えた。

grow design 若井義治

 

フォルテ・ガーデン スカイビュー 13 プラン

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。

 

皆さん プランやパースでうまく説明していますね。阪急阪神不動産 宝塚山手台ギャラリーには、パネルや精巧な模型も展示しておりますので、是非お越しください。

 

私は「遮るものがないヒトリ占めの眺望」「幹線道路や住宅地からの距離があるため高い独立性プライバシー」「が広い」「眼下に広がる緑地」を楽しむために「空と風景を大きなトップライトで切り取る」事を提案しました。

 

タイトルを 空を楽しむ家 – moonlight theater としました。

 

石貼りのアプローチを眺望を楽しみつつ玄関に向かう。

木製の玄関ドアを開けると、板貼りの勾配天井の大きな空間が拡がる。そこでは、トップライトで切り取られた空を楽しむ事ができる。

階段をおりると、広いLDKが待っている。眺望を楽しむリビングと団らんのリビングの2つのリビングを設けた。

2階のフリースペースからは、天井に沿って視界の先に緑地が拡がる。

 

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そして 夜、街や道路からの灯りは遠いため暗く広い空間にトップライトからのムーンライトを楽しむ事ができる。

 

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満月の夜 非日常のムーンライトシアターはいかがですか。。。

 

次回はグロウデザインの若井さんです。ヨロシクです。。。

MORII DESIGN WORKS 森井浩一

http://md-works.co/

 

2019.10.06/NEWS & BLOG