住まいの杜

フォルテ・ガーデン スカイビュー 14 プラン

スキップフロアーの家

DSCN2502

計画敷地を僕なりに注意深く見てみる。前方に広がる景色。段差のある宅地形状。この特徴を活かすことをこころがけて、くらしが豊かになる楽しい仕掛けを設計した。

■どこまでも広がる景色

玄関入口を含め全居室から景色が見える配置計画とした。スキップフロアの高さの違いが、見え方や感じ方を少しずつ変化させていく。ウッドデッキの1階はプライベートデッキ。2階は朝食を。屋外の風や緑に触れながら景色を楽しむ装置とした。

■段差を楽しむ

道路より敷地の高さが下がっていることに着目し、段差を積極的に楽しむスキップフロアを採用した。1.5階や2.5階と表現しているが、半階ずつずれる床はワンルーム空間でありながら、視線を上下で緩やかにさえぎり、独立性が生まれる。逆にどんどん先まで視界が続き、2階1.5階G階と縦方向に広がる楽しい空間がつくられた。

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■段差から生まれた擁壁も積極的に利用する

建物とヨウ壁の間に、道路の通行人から見えないプライベートな屋外空間をつくった。この中庭リビングと併設した土間リビングは、屋外と室内でありながら、一体利用する遊び空間になっている。一例ではあるが、バーベキューをしたり、擁壁をスクリーンに見立てて映画鑑賞するなど、くらしを楽しむことを考えた。

grow design 若井義治

 

フォルテ・ガーデン スカイビュー 13 プラン

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。

 

皆さん プランやパースでうまく説明していますね。阪急阪神不動産 宝塚山手台ギャラリーには、パネルや精巧な模型も展示しておりますので、是非お越しください。

 

私は「遮るものがないヒトリ占めの眺望」「幹線道路や住宅地からの距離があるため高い独立性プライバシー」「が広い」「眼下に広がる緑地」を楽しむために「空と風景を大きなトップライトで切り取る」事を提案しました。

 

タイトルを 空を楽しむ家 – moonlight theater としました。

 

石貼りのアプローチを眺望を楽しみつつ玄関に向かう。

木製の玄関ドアを開けると、板貼りの勾配天井の大きな空間が拡がる。そこでは、トップライトで切り取られた空を楽しむ事ができる。

階段をおりると、広いLDKが待っている。眺望を楽しむリビングと団らんのリビングの2つのリビングを設けた。

2階のフリースペースからは、天井に沿って視界の先に緑地が拡がる。

 

山手台_2段plan

 

そして 夜、街や道路からの灯りは遠いため暗く広い空間にトップライトからのムーンライトを楽しむ事ができる。

 

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満月の夜 非日常のムーンライトシアターはいかがですか。。。

 

次回はグロウデザインの若井さんです。ヨロシクです。。。

MORII DESIGN WORKS 森井浩一

http://md-works.co/

 

2019.10.06/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 12 プラン

みなさん
こんにちは。
住まいの杜 に参加しております
無双建築研究所 井ノ上でございます。

近藤さん、木下さんにつづき
お邪魔しております阪急阪神不動産株式会社
フォルテ・ガーデン スカイビューへのご提案プランをご紹介。

前回 フォルテ・ガーデン スカイビュー 7 アイデアから
抽象的な考えを具体的案へ移行する際には法規制やコスト、構法など様々な角度から
検討し変更を加えながらスパイラル状にまとめて行く作業になります。
さて具体的なプランですが
杜メンバーほぼ共通事項になっているかもの
道路面。
はい、完全に閉鎖的外観にしたてました。
outside
でも車庫スペースを道路から直角に駐車出来るスペースが欲しかったので
少々の凹凸が見受けられます。
外観は
白壁、板壁、ガルバリウム等の金属板等の素材。
開口を少なくしプライバシーを確保した道路面。
それに対し南西面は大きなガラスの開口を設け
風景がダイナミックに室内に飛び込んでくるしかけをそのままデザインに活かしました。
inside
1412plan
間取は2階にリビングと ダイニングキッチンを独立配置。
エントランスホールに付属したSCLにて2WAY導線を確保。
景色を見ながら入浴ができるジャグジー風呂を配置。
そして大きな開口部と大きく張り出したバルコニー。
2階を意識させないような水平視界のつながり。
廊下にはトップライトとルーバーにて半屋外にいるような移動空間。
木漏れ日の中に落ち着く構成です。
1階は洋室二つと主寝室+書斎+大きすぎるWICとプライベート洗面+WC。
2階脱衣室からランドリーシューターにて1階洗濯室へ。屋根付きテラスとの連動で
雨の予報でも物干が可能。
将来にはホームエレベータを設置することも考慮しました。
14-12
ちょっと大人の贅沢な住まい
-Bird’ eye view- 木漏れ日のある住まい
であります。
模型はギャラリーにて展示されております。
一級建築士事務所 無双建築研究所 井ノ上康晴

フォルテ・ガーデン スカイビュー 11 プラン

 

 

14-15内観1-2のコピー14-15外観5-1

フォルテ・ガーデン スカイビューでef設計 木下がご提案させていただきました「二つの風景をもつ家」の

プランをご紹介させていただきます。

ブログ5で書かせていただきましたが、道路側の3m程の擁壁により、道路と隔絶された空間を利用することにより、

道路側からのスマ-トな外観や中庭を設置することが出来ました。

外観は、道路側からは屋根を低く抑えられた和モダン、平屋の様に見える様なデザインとし、

内部は、玄関から中に入ると想像もしない景色、素晴らしい眺望が目の前に広がります。

また、3mの擁壁側には、静かな中庭を設け、低い窓より苔庭が望めます。

この家は、土地の特性を生かし、2つの異なった景色 南には雄大な景色、

北側には静かな景色を同時に見ることの出来る贅沢な造りとなっており、

人の目を気にすることのなく、リゾ-トな生活をおくる事が出来きるプランとなっております。

阪急阪神不動産 宝塚山手台ギャラリーには、精巧な模型も展示しておりますので、

是非お越しください。

14-15号地purann

ef設計(エフセッケイ) 木下 太
HP  http://ef-architects.net/

2019.09.12/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 10 プラン


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フォルテ・ガーデン スカイビューで近藤晃弘建築都市設計事務所がご提案させていただきました「グランピングテラスのある家」のプランをご紹介させていただきます。

アイデアのブログで、お隣と道路側を閉じてしまい、プライベートビューを存分に楽しんでいただけるLDKと一体となる、グランピングテラスをコンセプトにデザインをさせていただきました。と、お伝えさせていただきましたように、道路側の塀や建物の外壁を利用し、プライベートビューを存分に楽しんでいただけるコートハウスとなっています。

道路側の外観は閉じたデザインで、落ち着いた雰囲気とし、中庭の緑が向こうに空間が広がっているような印象としています。

2階は眺望の一番良いところですので、LDKとグランピングテラスとし、1階は寝室や水廻りなどのプライベート空間としました。リビングからは甲山が望め、眺望を最大限に楽しめる空間とさせていただきました。天井の板貼りや壁のタイル貼りがグランピングテラスまで繋がっているところもポイントです。

また、擁壁を利用し、眺望とは反対側に中庭を設けています。寝室やライブラリ、エントランスホールは中庭に面していて、緑も楽しむことがでるプランです。

「グランピングテラスのある家」いかがでしょうか?

2019.09.03/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 9 アイデア

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。前回の予告通り今回は特別版として大阪ガス住宅設備の福塚さんにお願いします。では どうぞ。。。

 

皆様、こんにちは。大阪ガス住宅設備(株) 福塚と申します。この度、住まいの杜様のブログにおじゃまさせて頂く事になりました。 今回のプロジェクトでは建築家の方々と共に仕事させて頂く事ができとても有意義な経験になりました。私のようなものでも快く受け入れて頂き感謝しております。

二段宅地の計画は住宅会社の設計者として、会社規定のある構造 (当社は2×4工法)でどう計画していくのかという事で悩みました。このような敷地は難易度が高いのですが、その分様々なアイデア(これは意匠も構造も) を検討し計画を詰めていく作業が必要で不安もありますが、挑戦的で、楽しみでもあります。

前置きはこのくらいにしましてモデルハウスを建築するにあたりどういう想いであったかをご紹介致します。

■想定家族構成について

想定家族構成は30代半ばから40代の育児世帯

車が不可欠な生活で奥様の運転する家族

この特異性のある二段宅地を購入を希望するクライアントは 高い意欲と知識を持って家づくりを考えている。

入居時はまだ子育てに追われ、育児や家事のほうが優先順位が高く、意匠より動きが明快な平面計画が潜在的に必要であり、両者のバランスを保つ事が重要である。

■コンセプト

空と眺望のある住まい 内外をつなぐ住まい

■建築計画について
南西の眺望を活かす計画であること。

高低差をどう意匠と構造で違和感なく計画していくか。

道路面と同レベルの高さの平地から2階部分へアプローチする建築をイメージ。

アプローチからそのまま主部屋(LDK)と外部空間がつながる

パブリックと、下階は家族の個室として使うプライベートとして上下階を エリア分けした計画を考える。

平面計画の中心である中庭型の外部空間は、直接アプローチ出来る開放性と中に入った時の籠り感という二面性を持ち、人を受け入れやすく、安定感があるこの場所が地域とつなぎ多目的に使える場所になることをイメージしている。

上を見上げれば切り取った空があり、開放的で、壁に覆われた安心感も含め この部分からの動線や視線、精神的な安定感が今回のコンセプトである「内外をつなぐ住まい」の主軸になっている。

玄関ポーチからリビングへ、ダイニングキッチンへと2方向の動線を確保。 このアプローチも重要なポイントとなっており、上下階のエリア的なサービスとパブリック分けだけでなく、動線においてもサービスとパブリック分けを意識している。

平面計画を考えながら、こんな想いをイメージしておりました。他にはなかなかない条件の宅地であります。この希少性の高さを十分活かし、様々な生活を想像しながら家づくりを楽しんで頂きたいと思います。

プロトプラン断面計画

大阪ガス住宅設備(株) 福塚 将治

https://www.ogj.co.jp/house/

2019.08.28/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 8 アイデア

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。アイデアの最後の回です。前回の無双建築の井ノ上くんのブログなどは建築家っぽくって良かったですね。

私は 「遮るものがないヒトリ占めの眺望」「幹線道路や住宅地からの距離があるため高い独立性プライバシー」「が広い」「眼下に広がる緑地」を楽しむために「空と風景を大きなトップライトで切り取る」事を提案しました。

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切り取られた風景や空のイメージ写真です。

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これまで4社のアイデアが出てきましたが、私も入れて5社5様となっています。同じ敷地やロケーションに対して感じるところは近い感覚なのですが、それに対する提案がこんなにも違うものかと感心しています。

この「フォルテ・ガーデン スカイビュー」のプロジェクトには大阪ガス住設の家が参画しています。そこの設計者の福塚さん(ボクは非常にセンスのいい方だなと思っています)にゲストとしてアイデア部分のブログをお願いしています。6社6様となりますね。楽しみです。福塚さんヨロシクです。

 

MORII DESIGN WORKS 森井浩一

http://md-works.co/

2019.08.22/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 7.アイデア

みなさんこんにちは。

住まいの杜 に参加しております 無双建築研究所 井ノ上でございます。

この度もご縁がございまして株)阪急阪神不動産様にお邪魔しております。

さて

グループメンバー各自 フォルテ・ガーデン スカイビューへのご提案プランに関し

アイデアが生まれるまでをブログ記載しておりますので

小生も。

住まいを計画する場合 道路とほぼ同じ高さの地盤面、または少し高い位置に地盤があるのが通常ですが

今回の宅地は二段宅地。

しかも道路面より低い位置に建物を配置する地盤があり目の前には

風景を遮るものが無い素晴らしい景色が展開。

なんとなく身体が空中に浮いた状態で風景を見るような、、。

鳥の目線。的な。

飛行しながら大きな大きな木を見つけ

木陰のある枝に落ち着きの場を求め

時に景色を眺め、

安らぎ

家族を守り

心落ちつける。

そんなストーリーを中心に

板張りで包まれた箱を大木に見立て

中に浮くような床を配置。

枝

木漏れ日が降り注ぐようなトップライトを設け

景色を遮ることが無い大きな窓とテラスにはガラスの手摺。

大きな木の枝から見える景色と四季を感じる贅沢な住まいを考えました。

続きは次回へ。

スタディ模型を作成しながらの思案であります。

スタディ

一級建築士事務所 無双建築研究所 井ノ上康晴

2019.08.16/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 6.アイデア

住まいの杜に参加している

グロウデザイン 若井義治です。

フォルテ・ガーデン スカイビュー の宅地にプランを入れた

アイデアを、書かせていただきます。

まず、

二段宅地になっている敷地形状に着目しました。

そこからアイデアを膨らませて

いろいろな高さの床を持つ家 = スキップフロアー を提案しました。

建物の中にいくつもの階がある建物です。

平面計画だけでなく縦方向にも広がりを感じることができる、スキップフロアーは、

この敷地の特徴にに最適だと感じています。

目線をさえぎる物がない敷地なので、変化するいろんな床高さの部屋から

眺望を楽しむことができます。

グランドレベルを合わせると、5つの床を持つ、スキップフロアーの家になりました。

 

SKM_C36819081113210

SKM_C36819081113220

グロウデザイン 若井義治

フォルテ・ガーデン スカイビュー 5.アイデア

フォルテ・ガーデン スカイビューでef設計(エフセッケイ)の木下がご提案させていただきました

アイデアは、「二つの風景をもつ家」です。

フォルテ・ガーデン スカイビューは眺望のすばらしい土地でありますが、そこにプラスアルファにより、

ラグジュアリ-なものになるのではないかと考えておりました。

そこで目を向けたのが、道路側の3m程の擁壁により、道路と隔絶された空間が出来るのではないかと思い、

そこを静かな庭を設置することにより、南側には、ダイナミックな眺望、北側には、静かな苔庭をリビングから同時に見ることの出来る贅沢な空間と得ることが出来ました。

二段宅地は、いろいろなアイディアにより、唯一無二な空間を創造させるポテンシャルの高い土地だといえますので、

販売ギャラリーには各模型の展示もしていますので、是非お越し下さい。

下記の画像は、イメ-ジパースとなっております。

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2019.08.01/NEWS & BLOG
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