住まいの杜

フォルテ・ガーデン スカイビュー 9 アイデア

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。前回の予告通り今回は特別版として大阪ガス住宅設備の福塚さんにお願いします。では どうぞ。。。

 

皆様、こんにちは。大阪ガス住宅設備(株) 福塚と申します。この度、住まいの杜様のブログにおじゃまさせて頂く事になりました。 今回のプロジェクトでは建築家の方々と共に仕事させて頂く事ができとても有意義な経験になりました。私のようなものでも快く受け入れて頂き感謝しております。

二段宅地の計画は住宅会社の設計者として、会社規定のある構造 (当社は2×4工法)でどう計画していくのかという事で悩みました。このような敷地は難易度が高いのですが、その分様々なアイデア(これは意匠も構造も) を検討し計画を詰めていく作業が必要で不安もありますが、挑戦的で、楽しみでもあります。

前置きはこのくらいにしましてモデルハウスを建築するにあたりどういう想いであったかをご紹介致します。

■想定家族構成について

想定家族構成は30代半ばから40代の育児世帯

車が不可欠な生活で奥様の運転する家族

この特異性のある二段宅地を購入を希望するクライアントは 高い意欲と知識を持って家づくりを考えている。

入居時はまだ子育てに追われ、育児や家事のほうが優先順位が高く、意匠より動きが明快な平面計画が潜在的に必要であり、両者のバランスを保つ事が重要である。

■コンセプト

空と眺望のある住まい 内外をつなぐ住まい

■建築計画について
南西の眺望を活かす計画であること。

高低差をどう意匠と構造で違和感なく計画していくか。

道路面と同レベルの高さの平地から2階部分へアプローチする建築をイメージ。

アプローチからそのまま主部屋(LDK)と外部空間がつながる

パブリックと、下階は家族の個室として使うプライベートとして上下階を エリア分けした計画を考える。

平面計画の中心である中庭型の外部空間は、直接アプローチ出来る開放性と中に入った時の籠り感という二面性を持ち、人を受け入れやすく、安定感があるこの場所が地域とつなぎ多目的に使える場所になることをイメージしている。

上を見上げれば切り取った空があり、開放的で、壁に覆われた安心感も含め この部分からの動線や視線、精神的な安定感が今回のコンセプトである「内外をつなぐ住まい」の主軸になっている。

玄関ポーチからリビングへ、ダイニングキッチンへと2方向の動線を確保。 このアプローチも重要なポイントとなっており、上下階のエリア的なサービスとパブリック分けだけでなく、動線においてもサービスとパブリック分けを意識している。

平面計画を考えながら、こんな想いをイメージしておりました。他にはなかなかない条件の宅地であります。この希少性の高さを十分活かし、様々な生活を想像しながら家づくりを楽しんで頂きたいと思います。

プロトプラン断面計画

大阪ガス住宅設備(株) 福塚 将治

https://www.ogj.co.jp/house/

2019.08.28/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 8 アイデア

「住まいの杜」のモリイデザインワークスの森井です。アイデアの最後の回です。前回の無双建築の井ノ上くんのブログなどは建築家っぽくって良かったですね。

私は 「遮るものがないヒトリ占めの眺望」「幹線道路や住宅地からの距離があるため高い独立性プライバシー」「が広い」「眼下に広がる緑地」を楽しむために「空と風景を大きなトップライトで切り取る」事を提案しました。

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切り取られた風景や空のイメージ写真です。

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これまで4社のアイデアが出てきましたが、私も入れて5社5様となっています。同じ敷地やロケーションに対して感じるところは近い感覚なのですが、それに対する提案がこんなにも違うものかと感心しています。

この「フォルテ・ガーデン スカイビュー」のプロジェクトには大阪ガス住設の家が参画しています。そこの設計者の福塚さん(ボクは非常にセンスのいい方だなと思っています)にゲストとしてアイデア部分のブログをお願いしています。6社6様となりますね。楽しみです。福塚さんヨロシクです。

 

MORII DESIGN WORKS 森井浩一

http://md-works.co/

2019.08.22/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 7.アイデア

みなさんこんにちは。

住まいの杜 に参加しております 無双建築研究所 井ノ上でございます。

この度もご縁がございまして株)阪急阪神不動産様にお邪魔しております。

さて

グループメンバー各自 フォルテ・ガーデン スカイビューへのご提案プランに関し

アイデアが生まれるまでをブログ記載しておりますので

小生も。

住まいを計画する場合 道路とほぼ同じ高さの地盤面、または少し高い位置に地盤があるのが通常ですが

今回の宅地は二段宅地。

しかも道路面より低い位置に建物を配置する地盤があり目の前には

風景を遮るものが無い素晴らしい景色が展開。

なんとなく身体が空中に浮いた状態で風景を見るような、、。

鳥の目線。的な。

飛行しながら大きな大きな木を見つけ

木陰のある枝に落ち着きの場を求め

時に景色を眺め、

安らぎ

家族を守り

心落ちつける。

そんなストーリーを中心に

板張りで包まれた箱を大木に見立て

中に浮くような床を配置。

枝

木漏れ日が降り注ぐようなトップライトを設け

景色を遮ることが無い大きな窓とテラスにはガラスの手摺。

大きな木の枝から見える景色と四季を感じる贅沢な住まいを考えました。

続きは次回へ。

スタディ模型を作成しながらの思案であります。

スタディ

一級建築士事務所 無双建築研究所 井ノ上康晴

2019.08.16/NEWS & BLOG

フォルテ・ガーデン スカイビュー 6.アイデア

住まいの杜に参加している

グロウデザイン 若井義治です。

フォルテ・ガーデン スカイビュー の宅地にプランを入れた

アイデアを、書かせていただきます。

まず、

二段宅地になっている敷地形状に着目しました。

そこからアイデアを膨らませて

いろいろな高さの床を持つ家 = スキップフロアー を提案しました。

建物の中にいくつもの階がある建物です。

平面計画だけでなく縦方向にも広がりを感じることができる、スキップフロアーは、

この敷地の特徴にに最適だと感じています。

目線をさえぎる物がない敷地なので、変化するいろんな床高さの部屋から

眺望を楽しむことができます。

グランドレベルを合わせると、5つの床を持つ、スキップフロアーの家になりました。

 

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SKM_C36819081113220

グロウデザイン 若井義治

フォルテ・ガーデン スカイビュー 5.アイデア

フォルテ・ガーデン スカイビューでef設計(エフセッケイ)の木下がご提案させていただきました

アイデアは、「二つの風景をもつ家」です。

フォルテ・ガーデン スカイビューは眺望のすばらしい土地でありますが、そこにプラスアルファにより、

ラグジュアリ-なものになるのではないかと考えておりました。

そこで目を向けたのが、道路側の3m程の擁壁により、道路と隔絶された空間が出来るのではないかと思い、

そこを静かな庭を設置することにより、南側には、ダイナミックな眺望、北側には、静かな苔庭をリビングから同時に見ることの出来る贅沢な空間と得ることが出来ました。

二段宅地は、いろいろなアイディアにより、唯一無二な空間を創造させるポテンシャルの高い土地だといえますので、

販売ギャラリーには各模型の展示もしていますので、是非お越し下さい。

下記の画像は、イメ-ジパースとなっております。

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2019.08.01/NEWS & BLOG